窯焚きが無事に終わりました。
予定では昼前の予定でしたが今日の朝方に終えました。
強かった風も雨も止み天気に恵まれ助かりました。
この季節は窯詰めも窯焚きにも台風さえ気を付ければ丁度いいです。
どの季節も窯焚きの夜明けは眠たいけれど
熱い窯に薪を入れ涼しさを求めてふと外に出ると徐々に明け始める空、
薄明るい空に登る煙を見送るのが楽しみです。
窯焚きが無事に終わりました。
予定では昼前の予定でしたが今日の朝方に終えました。
強かった風も雨も止み天気に恵まれ助かりました。
この季節は窯詰めも窯焚きにも台風さえ気を付ければ丁度いいです。
どの季節も窯焚きの夜明けは眠たいけれど
熱い窯に薪を入れ涼しさを求めてふと外に出ると徐々に明け始める空、
薄明るい空に登る煙を見送るのが楽しみです。
今日は外での仕事。
夏から作りためていたものを広げて釉薬の種類別に分類しつつ検品作業。
素焼き後の検品はペケペケとうちでは言っています。
ペケペケの由来は削りカスなどを金ベラでペケペケと掃除するのでこんな呼び名に。
今日一日とてもいい天気で気持ちが良かったです。
金木犀とカメムシの香りを嗅ぎながらもくもくと仕事をしました。
これから窯焚きに向けての戦いが始まります。
まずはひたすら釉薬掛け。
来月千葉県での展示に参加します。
制作が終盤になり(本来ならばすでに作りは終わってなければいけないのですが・・・)
毎日朝から晩まであがいてます。
すでに展示は去年の暮れに決まっていたのですが
やはりこうなってしまいました。
諦めず、ねばり強く、制作するこのと大切さを勉強中。
台風の影響で乾きにくく仕上げのサイクルが遅くなってますが明日には回復の予報。
一輪差の制作、ロクロで挽いて高台を仕上げた後、
押して凹ませていく、少しずつ根気よく進める。
均一にロクロを挽かないと具合良く凹みません。
一輪差しの内側は表の形にそのまま反映されます。
今日のような湿度が高い日は細工ものには丁度良い。
ひたすら彫る。
なるべく同じ深さに
なるべく同じ間隔で集中して彫る。
お皿一枚につき45回、今回は30枚。
高台を仕上げた後、丁度いいタイミングで彫るとはかどります。
今回は飴釉の他に苔釉を試してみようと考え中。
先月に制作していた片口。
湯冷ましの大・中、そして筒片口、
どちらもロクロで挽き、
指でチョイと口を付け、
手になじむように変形させて作ります。
ロクロで挽いていた時と比べ、目の錯覚で深さや径が違って見えます。
錯覚ついでに
丁度片口を制作してきたときに来た友人が
筒片口を見てペンギンの様だと言い
制作時に同じ方向に口を向け並べていきますが
私はいつもコウテイペンギンなど大型のペンギンに見えていました。
同じように思う人がいることに驚きと嬉しさです。
後日ネットでペンギンの画像を見ましたが思っていたほど
似ておらずガッカリ。
膨れたお腹と口がそう錯覚させるのかな・・・
今日無事に窯焚きを終えほっとしています。
火入れからおわりまで45時間ほどで終了となりました。
普段であれば50時間以上の工程ですが今回とても早く終わりを迎え驚きもあり一息つけるという安堵感もあります。
早く終わった原因は1月に1度窯を焚いたことが大きいようで
普段は年に1回、以前年に2回(半年空けて)焚いたことがありますが、今回のように直近3ケ月後に焚いたことがありませんでした。
いつもであれば湿気を抜くのに時間がかかりましたが
1月に焚いた効果で湿気がほとんどなく窯が温度を上げたがるのを抑え気味に焚きました。
また穏やかな天気のおかげで風に影響されることもなかったこと、選んだ薪を使ったことがスムーズな焼成になったと思います。
窯出しが楽しみです・・・
気がつけば4月になりすっかり春らしくなってきました。
新元号の発表、改元と変化の年になることと思います。
テレビやラジオなどで何かと平成最後の○○と言われていますが
今年2回目の窯焚きが始まりました。事実上の平成最後の窯焚き。
天気に恵まれた今週、月・火曜日とせっせと窯詰めをし
今日の午前中までかかりましたが詰め終え、昼に火入れとなりました。
金曜日の夕方まで焚く予定です。
この短期間に2回目の窯焚きができるとは自分自身驚いていますが
毎年連休中の展示を継続して催すためにも頑張り時と言い聞かせ励みます。
いつもより比較的大きな器を制作。
ゆったりとした見込み(底)の皿と鉢を作ろうと思い立ち4kgの粘土で挽きました。
器一つ一つ用に粘土を練り、ロクロから外せるような板の上で挽いていきます。
底の厚さと広さの配分で大きさが決まります、
壺など高さがある場合は底は比較的完成イメージの寸法ですが
皿や鉢のように底の広さより大幅に外側に広がるものは大き目に底に粘土配分をしなければヘタってしまいます。
その分、高台の仕上げの際は削り取る粘土が多いのです・・・
これは6kg、径は52cmほどあります。
横にも縦にも大きなものは粘土と相談しながら挽きます、
仕上がりの厚さで作るとヘタリますので腰の部分は厚くし、縁の重さに耐えれるよう気をつけ、高台の仕上げの際に厚みを調整します。
それと縁を薄くし過ぎると大きさのわりに縁が貧弱に見えてしまい良くありません、
意図的に薄くすることはありますが食器として使う物なので安心感を大切にしたいと心がけます。
仕上げして乾燥、素焼き、本焼きとなりますが無事に出来き上がることを願いいます。
良い天気が続くこの頃。
まれな雨の少なさと温かさフキノトウやスイセンは目に見えて動いています。
夕方、盃のような月が西の空に
仕事場では制作に励んでいます。
深鉢・ボウルのようなものを作っています、
使っていることを想像しながら制作、サラダや丼もの、煮物用にボウル型
カレーにも使えそうな底が広めの角型
あえて高台に高さが無いようにしてみましたがどんな器になるか・・・
釉薬は決まりつつあるものの今精製中の新しい釉薬も視野に入れて検討中。
どんな春に、丼な器になるか楽しみです。