〜窯屋の窓辺〜

「三温窯」より、うつわと暮らす日々。
漆芸 山田勘太展

友人の個展のお知らせです。
 

山田勘太氏が初の個展を開催することになりました。
 

以前このブログで、平成26年度の日本伝統工芸展にて日本工芸会奨励賞を受賞された際に紹介して以来です、
 

このような機会を是非お知らせしたいと思いました。
 


 

送って頂いたDMより抜粋させていただきました。

 


 

山田さんは私が輪島漆芸研修所に在学中に同級生として知り合いました。
 

在学中から、形と塗りのこだわりは強く、
 
漆の色合い(朱も黒も塗りから仕上がりまでの工程で色合いが左右します)に特に強いこだわりを持ち制作に臨んでいたことが強く心に残っています。
 
前回の記事と重複しますが、学生時に授業でまったく同じ形の木地に下地から上塗りしますが皆それぞれ違うものになるのです、
 
たった1mmにもならない厚みの工程の中でそれぞれの個性が出てくる仕事です。
 
その後、在学中3年時に担当教官の一人であった重要無形文化財保持者・小森邦衛氏に師事しさらに磨きをかけ現在に至ります。
 

 
少し我が家で使っているものを紹介します。
 
布目の丸盆、塗り立ての仕上げですが縁は黒、底は麻布の布目を活かすために本朱の上に透き漆を塗ってあります。
 
縁と底のキワの仕上がりが見事でお気に入りです。
 

 
前回も紹介した我が家にて毎日使い続けている椀、さらに年数が経ち9年程になると思います。
 
栃木地の本朱の椀と、欅木地の黒の椀どちらも良い艶が出てきました、汁物を盛り付けて映える椀です。
 
展示内容は見てのお楽しみですが山田さんの仕事は見ても使っても良いものを制作し続けていることに尽きると思います。
 
会場は東京西武池袋本店6階アート・ギャラリー※詳しくはこちら
 
会期は今月29日から6月4日まで、山田さんは全日在廊です、
 
興味のある方、お近くの方は是非直接作品をご覧いただきたいです。
追記:山田さんに聞いたところ展示内容はDMにあるような作品の他に
   
   お椀などの器類、茶器・香合など小品も並ぶようです。
   
   また時間はかかるということですが注文も受けるそうです。

   漆の器を食卓の中に是非取り入れてみてください。
| お知らせ | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
工房展のお礼

この連休に当工房で開催しておりました工房展が無事に終わりました。

 

ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございます。

 

※あけびと栗の木

 

例年と違い長い10連休、そして元号が平成から令和に替わるという特別な連休でした。

 

今回で8回目だった工房展、おかげ様で毎年開催できることに感謝いたします。

 

今年は納品のため1月に登窯を焚いていたので、春の展示用の窯焚きも工房展も諦めかけていましたが

 

「連休の展示楽しみにしてます」のお声を多々いただき頑張らねばと思い4月に再び登窯を焚き開催まで漕ぎつけることが出来ました。

 

春の連休は三温窯の作陶の節目として1年間制作したものや、

 

この先どんなものを制作していくかご覧いただく機会となるようにこれからも励みたいと思います。

| お知らせ | 08:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
三温窯 工房展

告知が遅れてしまいましたが今年も連休に工房展を開催できることとなりました。

 

昨年の工房展からこれまでに新たに作ったものを加え展示致します。

 

 

元号が替わるこの連休、4月27日(土)から5月6日(月)の期間

 

時間は午前10時から午後5時まで三温窯の展示スペースで開催します。

 

小規模な展示ですが三温窯が毎年一回行うイベントです、

 

制作についてご提示できればと思っております。

 

制作する者として変わらないものを作ることも大切ですが

 

現代のスタイルも少しずつ自分たちなりに消化し形にしていければと考えています。

 

 

里山の一番いい季節です、どうぞお出かけください。

| お知らせ | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯焚きを終え

今日無事に窯焚きを終えほっとしています。

 

 

火入れからおわりまで45時間ほどで終了となりました。

 

 

普段であれば50時間以上の工程ですが今回とても早く終わりを迎え驚きもあり一息つけるという安堵感もあります。

 

 

早く終わった原因は1月に1度窯を焚いたことが大きいようで

 

普段は年に1回、以前年に2回(半年空けて)焚いたことがありますが、今回のように直近3ケ月後に焚いたことがありませんでした。

 

いつもであれば湿気を抜くのに時間がかかりましたが

 

1月に焚いた効果で湿気がほとんどなく窯が温度を上げたがるのを抑え気味に焚きました。

 

また穏やかな天気のおかげで風に影響されることもなかったこと、選んだ薪を使ったことがスムーズな焼成になったと思います。

 

窯出しが楽しみです・・・

 

 

| 制作 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年2回目の・・・

気がつけば4月になりすっかり春らしくなってきました。

 

 

新元号の発表、改元と変化の年になることと思います。

 

テレビやラジオなどで何かと平成最後の○○と言われていますが

 

今年2回目の窯焚きが始まりました。事実上の平成最後の窯焚き。

 

 

天気に恵まれた今週、月・火曜日とせっせと窯詰めをし

 

今日の午前中までかかりましたが詰め終え、昼に火入れとなりました。

 

 

金曜日の夕方まで焚く予定です。

 

この短期間に2回目の窯焚きができるとは自分自身驚いていますが

 

毎年連休中の展示を継続して催すためにも頑張り時と言い聞かせ励みます。

 

| 制作 | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
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